私の人生の中で、やって良かったと思えることの1つが歯列矯正です。
本当にやって良かった!と思っています。
矯正中もだんだん歯並びが良くなってきていることが嬉しかったし、
もし明日死んだとしても後悔してない!というほど。
今は、スイカを切った半円のような形で口角が上がっていて上の前歯だけが見える
「ハリウッドスマイル」が出来るようになり、笑顔に自信が持てるようになりました。
コンプレックスだった歯並び
私は八重歯があったこともあり、子供の頃から歯並びがコンプレックス。
10代20代の頃はまだ若さゆえ八重歯もチャームポイントと言われていましたが、
笑った自分の写真を見るのが嫌。
そして、いつしか歯を見せて笑っている写真は無くなっていきます。
アーユルヴェーダを勉強して、
「ヴァータ」というタイプの体質の特徴のひとつに、
歯並びの悪さがあると知ってとても納得(私にはヴァータという要素がある)。
これは体質なんだ、個性のひとつなんだ、と思えるようになった30代。
きっかけ
40代中盤に差しかかる頃、カラダに対して「今までとはなにかが違う」と思いはじめ、
髪や肌、体力はもちろん、歯の色や歯磨きがしづらいことが気になり出します。
この時期に引越しをして、
近所を歩いていて何故かとても気になった歯科医院を見つけました。
思い切って検診をお願いしたところ、とても丁寧で真摯な対応を受けて
はじめて歯列矯正の相談をしてみようと思いました。
また同じ時期に父が他界しました。
口から食べらなくなるとに坂道を転がるように弱っていった父、自分の歯で食べられること・歯の大切さを父が教えてくれました。
上記のことが重なり、すでに私は歯列矯正しよう!と決意してました。
歯列矯正は子供・10代のイメージがあったので、
私「45歳でも矯正は出来ますか?」
歯科医「何歳でも大丈夫ですよ。先日は70代の人もしましたよ、歯周病患者さんでしたけど。」
とのこと。不安に思っていた年齢の問題をクリアしました。
父の葬儀が終わた翌月のことでした。
ちなみに当時【大人 歯列矯正】で検索しても、
20代・30代の女性ばかりで40代以上の人にはヒットしませんでした。
矯正中も同世代と思われる人に会ったのは、アメリカ旅行中の空港職員1人のみ。
矯正あるある
・矯正中の人に対して仲間意識というか親近感がわく
・矯正終了後、矯正中の人を見ると応援したい気持ちになる(話しかけたくなる)
表側矯正、約3年半
矯正をはじめる前に、先ずは精密な検査。
そして、私の場合は親知らず2本を抜歯するために大学病院の口腔外科に紹介され通院。
1回に1本ずつ処置、大学病院なので次回予約を取るのも大変、
なにより下の親知らず抜歯は時間がとてもかかる、すごく腫れる。
スタートする前に、数ヶ月かかりました。
私が選んだのは、一般的なワイヤー・ブラケットを使った表側矯正です。
〈メリット〉
・他のものより費用が安い
・適用範囲が広い
〈デメリット〉
・目立つ
・ワイヤーやブラケットで口腔内に傷ができやすい
・かたいものは食べられない、ワイヤーに詰まる
〈費用〉
・上下顎用矯正装置費用 ¥648,000(税込み)
〈矯正期間〉
・当初2年半から3年といわれましたが、実際は3年半以上
料金や期間、対応している矯正方法など歯科医院により本当に様々です。
はじめる前によく相談して、納得した上ではじめることをお薦めします。
実際の感想
ワイヤーが切れたり、ブラケットが刺さったり、色々ありました。
装置を着けてはじめての食事は噛むたびに口の中が切れて血だらけになり激痛でしたが、
徐々に慣れて比較的なんでも食べられました。
最初だけ口内炎用のパッチを口の中に貼り、やわらかい物を食べていました。
異変があっても、家が近いので直ぐ対応してもらえて助かりました。
私の場合は、調整しても痛みはなく調整中も寝てしまうほど。
他の人の体験談を読むと、調整後は毎回痛みがひどい様子でした(人による)。
一番大変だったことは、大学病院で親知らずの抜歯でした。
矯正中はとにかく歯磨きはしずらいため虫歯にならないよう注意をされ、
数本の歯ブラシを駆使して磨いていました。歯磨きの仕方をきちんと学べて良かったです。
健康で生きるために選んだ自己投資、結果に満足しています。
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