ダイエットや食べ過ぎてしまうという相談をよく受けてきました。
そして「何を食べたらいいですか?」という質問もよくされるのですが…..
そこで、おすすめなのが1回の食事に6つの味を食することです。
詳しく説明していきます。
6つの味
甘い物を食べる→しょっぱいものが食べたくなる→また甘い物・・・
というエンドレスな負のサイクルに陥った経験は誰でもあるはずです。
そこから離れるためには【6つの味】
「味」はサンスクリット語では「ラサ」
必要不可欠の部分、エッセンスという意味があります。
【6つの味】
・甘味 キャベツ、ミルク、レンズ豆、米、油、砂糖、小麦
・塩味 塩
・酸味 酢、ヨーグルト、柑橘系
・辛味 黒胡椒、パセリ、ピーマン、生姜、マスタード
・苦味 ほうれん草、ターメリック、コーヒー、ルバーブ、芽キャベツ
・渋味 ナス、豆類、ブロッコリー・アスパラガス、セロリ、カリフラワー
食事の中に6つの味があると少量でも満足できるので
こういったことを意識して普段から食事の内容を選ぶと効果的です。
まずは1つ1つの味に注目してみましょう。
甘味、塩味などはわかりやすいですよね。
酸味も分かりますよね。苦味と渋味の違いはわかりますか?
苦味を上手く使うとダイエットには効果的です!
正しい食事とは?
私達のカラダは食べたものから出来ています。
食べたものが血となり肉となり、思考回路にまで影響していきます。
ご自分にとって正しい食事・水分とは?
年齢・性別・体質・消化能力・ライフスタイル(仕事内容)によっても異なります。
自分自身のカラダの声をきちんと聞いてあげれば
自ずと何をどれくらい食べたらいいのかがわかってきます。
そうはいっても中々上手くいかず難しいものです。
外から入ってきた情報から食べるものを選ぶのではなく
カラダが欲している物を選べるように日頃から直観を大事にしていきましょう。
大好きな仏ジェルブレ社のビスケットの箱にはこう書かれています。
Dis-moi ce que tu manges , je te dirai qui tu es .
あなたがいつも食べているものはなんでしょう?
それを聞けば あなたがわかります。
by:ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン
逆に言えば、
『あなたを見ればいつも食べているものがわかります』ですね!
摂っていいものを知る
ダイエット中は○○を摂ってはいけない、ということばかりに囚われてしまい
あれもダメ、これもダメ、ダメダメ...
中には栄養失調やドクターストップになる人も人もいます。
「摂ってはいけない」よりも「何を摂ったらいいのか」を知る必要があります。
摂ってはいけないではなく代用として何を摂ったらいいのか、です。
体を壊してダイエットが成功したとしても意味がありません。
栄養学も机上の学問にしないように学びながら活かしていくことが大切です。
まとめ
ダイエットや食べ過ぎてしまうときには、
1回の食事に6つの味を食する=甘味・塩味・酸味・辛味・苦味・渋味を取り入れる。
普段の食事にも6つの味が入っていると満足感があるので少量でも大丈夫になる。
何を食べたらいいですか?ではなく、
外の刺激からではなく、自分の身体の声に耳を澄ませ身体が欲しているものを食べる。
ダイエットはあれもダメこれもダメと囚われていまいがち。
何を摂ったらいいのか(代用も含め)を知る。
私達が食べているものからカラダは成り立っている。
食べたものがエネルギーとなり血となり肉となり、思考回路まで影響を与えている。
食べることは生きること、
目の前にある食事をありがたく頂き余すことなく活かしましょう。
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