智慧を持つということ
『金銀はいりません、でも知恵を下さい』 アラビアの格言より
歳を重ねるということは、
そのぶんだけ人生の中に知恵の引出しが増えることだと思っています。
知恵(叡智)を持つということは、
たとえ濁流の渦中にいたとしても浮き輪を持っているようなもので
決して飲み込まれることはありません。
叡智が浮き輪となって、浮き上がらせてくれるから。
また、人は死ぬとき何も持って行けないと言われていますが
(輪廻があると仮定するならば)次に生まれてくる時には
良い環境下に生まれて更に知恵を得やすくなると言われています。
知恵のある人生は自分を助けてくれます。
実際に私自身が少しづつ知恵を持ったことにより、
どんどん楽になってとても生きやすくなりました。
若さゆえというよりも、あまりにも不器用で生きにくく
現実逃避で海外を放浪していた過去も。
今はもう大丈夫です。
薬箪笥のような自分だけのオリジナル引出しがありますから。