秋分の日の前日、漢方医に診て頂きました。
気になった漢方クリニックを2つ目星をつけていましたが、1つは人気過ぎて予約さえ取れない状態。
2つめは1か月半先に空きがあるとのことで初診フォームを送り、出来るだけ早い日を希望の旨を書いたら空きがあるとのことで20日後に予約が取れて、それが金曜日でした。
中国医でもある先生に診てもらうのは初めてで、どんな感じなのかワクワクでした。
丁寧な問診・脈診
待合室で問診表を渡され記入、尿の色や口の渇き具合(苦い味がするetc.)など他所ではあまり見たことのない内容がありました。
私の前の患者さんは中国人だったので(声が聞こえた)、期待が持てそうな予感。
私の番が来ました!
勝手にお爺さん先生を予想していたので、先生が若くて(同世代?)ビックリ。
髪が真っ黒つやつやで血・水・気が巡っていることが素人でも分かります。
記入済の問診表と共に、蕁麻疹が発疹してから今日までを細かに質問され、それをまとめながら書き留めています。飲んできた薬や現在処方されている薬はおくすり手帳を持参していたので、それを渡し先生は薬辞典みたいなものを見ながら更に質問をしてきます。
かかりつけ医が処方してくれた薬が合わなかったこと・効かなかったことも理由を教えてくれました。
いよいよ脈診になりました!!
右と左、両方の脈を診ます。先生が言うには、脈に緊張がみられるとのこと。緊張型だねー、と。
自分が緊張型とは思ったこともありません!でも考えてみれば...そうかも。
舌の表面と裏側を診て、次は触診でお腹を触られるのかぁ~と期待していたら触診は無しで残念。
お腹が固いことが気になっているので触診して欲しかったんです。
処方薬
①ツムラ茵蔯蒿湯(ツムラインチンコウトウ):じんましんを抑える薬
②ツムラ六味丸(ツムラロクミガン):かゆみをとる薬
①②ともに1日2回朝・夕食前
薬辞典を私にも見せながら薬の説明を丁寧にしてくれました。
現在飲んでいる薬も飲みながら漢方の薬も飲んで、「ルパフィンを飲まなくても良い状態を目標にしましょう」と目標設定を明確にしてくれました。
※現在は皮膚科で処方されているルパフィン錠を飲まないと蕁麻疹がでてしまう状態です。2、3日に1度のペースで飲んでいます。プロテカジン錠は朝もしくは夕に飲んでいます。
私の質問
先生に気になっている質問をしました。
◇更年期症状として蕁麻疹が出ているのではないかと思い婦人科で検査をしました。結果、数値は正常で医師からは更年期症状で蕁麻疹というのは聞いたことがないと言われた。
⇒更年期で蕁麻疹はある。ホルモンバランスが乱れれば当然あり得る。
◇昨年1月に子宮筋腫と子宮全摘の手術をした影響はありますか?
⇒ホルモンバランスが乱れて当然。
◇20年以上ベジタリアンをしていますが最近になって栄養素が足りていないのでは?と思います。
⇒藤川徳美先生のナイアシン療法について説明して下さり、良質なサプリで補う方法もある。
自分でも検索して調べてみたらいいとアドバイスをもらいました。
※ナイアシン=ビタミンB3を調べてみたら、蕁麻疹にナイアシン摂取が効果的なことも判明。実際にサプリ購入者の中に蕁麻疹で悩んでいて行き着いた人もいました。但し、ナイアシンフラッシュという副作用のような現象があることも事実。
感想
診察が終わってみると40分間でした、丁寧に時間をかけて診てもらえたことに感激。
それもパソコン画面を見ながらではなく、私という患者個人をみてくれているが分かり嬉しかった。
自分でも今まで蕁麻疹について色々調べたり、インターネットで検索したりしていても、ナイアシン療法に辿り着くことは出来なかったので新たな視点をもらえて良かった。
薬はなるべく飲みたくなくて、ましてやサプリに嫌悪感さえ持っていたけれど、食事だけでは補えない栄養素不足があることも認められるようになりました。
ナイアシン療法のこと、栄養素のことを自分なりに勉強してみます!
先ずは蕁麻疹を対処して、次のステップとして体質改善していきたいと思っています。
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